【書籍・見えない性的指向アセクシャルのすべて】について語ります
【見えない性的指向 アセクシャルのすべて-誰にも性的魅力を感じない私たちについて-】は、どんな人におすすめ?
14歳のとき初めてボーイフレンドができました。彼に惹かれていたわけではありませんが、何度かキスをしました。そうすることが期待されていたからです。
でもそれは、映画や恋愛小説に描かれていたようなドキドキする体験ではありませんでした。実際あり得ないほど最悪な体験だと思いました。
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見えない性的指向アセクシャルのすべて-誰にも性的魅力を感じない私たちについて-こちらの本を読み終えましたので感想を記しておきます^^
- 【書籍・見えない性的指向アセクシャルのすべて】について語ります
- この本は性的マイノリティー、特にアセクシャルについて言及してる本です
- 【まとめ】見えない性的指向アセクシャルのすべてはこんな人の為にある!
この本は性的マイノリティー、特にアセクシャルについて言及してる本です
著者自身がアロマンティック・アセクシャルの当事者
著者はジュリー・サンドラ・デッカー 訳は上田勢子。著者自身がアロマンティック・アセクシャルの当事者です。後書きも含め313ページに渡りアセクシャル、その他の性的指向、恋愛指向についても語られてます。
日本のネット上に(リアルでも)はこんなに詳しい情報はない
本書は著者本人のコミュニティー、その他LGBTsコミュニティー、関連団体、当事者たちの声、数多くの研究、論文を元に作られてます。


見えない性的指向アセクシャルのすべてを完読した感想
アセクシャルに真剣に寄り添ってる本だと思いました。
- 性的マイノリティというだけで思ったことが言えない。
- 言っても誤解を生んでしまう。
- 本心で生きれない孤独がある。
著者が上記を全て理解してる感じでした(さすが当事者)。一般的、普通と言われる多数者の誤解や偏見を論破してる本です。
アナタはアナタのままでいいと繰り返しメッセージをくれる本ですね^^。
ロマンスだけが、人の望む真剣でかつ強い結びつきの関係ではありません。ロマンティックでないタイプの関係で相手を熱心に愛し、プラトニックなパートナーと共に暮らし、子供を育てたい人もいます。
わたしは上の文を読んだ時にウルっときました。恋愛感情はなくても、人を大事にしたい思いはあるからです。自分はアセクシャルではないのですが(多分)良きアライになりたいと思いました。
以上^^。
アロマンティックについて書かれてるのか?
アロマンティックについては数ページのみ触れてました。興味深い情報だったけど、ページ数は少なかったです。次回はアロマンティックについての書籍を出して欲しいですねぇ。
リアルの書籍と電子書籍どっちが良いか?
もしこの本を読んで欲しい相手がいるのなら(将来的な可能性含む)リアルの書籍を購入しましょう!家族以外と電子書籍のアカウントを共有すると違法になります 汗。
大きな書店に行くか、ネット通販で入手できそうです。
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それ以外はどちらでも好きな方で良さそうです^^。注意点は単行本(大きいやつ)しか発行してません。
たまに『何読んでるの?』と、立ち入ったこと聞いてくる人もいるので気をつけて下さいね(昔のわたしです 汗)!
【まとめ】見えない性的指向アセクシャルのすべてはこんな人の為にある!
因みに・・・。
セックスよりも一緒にケーキを食べる方がよっぽど楽しい!ってことでアセクシャルのシンボルとしてよくケーキが登場するそうです。ブログとかアイコンなどに。なんか可愛いですね!